使用機材(特にスピーカー)や会場の造りや環境によってイコライザーのセッティングは変わります。
オペレーターの方がいる時は、「X X
Xのような感じになりませんか?」などのように、ある程度オペレーターに任せたほうが無難です。
因みに僕の基本的なイコライザーのセッティングは以下のようになります。
- 63〜90HZは6dB程上げ
- 共鳴しやすい125Hzは3〜6dB程下げ
- こもり感のある500Hzは2〜3dB下げ
- 1kHz -5dB (マイクヘッドを手で囲う場合)
- 2kHz +2dB (スネアの音が強調されます)
- 4kHz +2dB (上げ過ぎるとハウリングしますので注意)
- 10kHz +3dB (ハットの音を鮮明にします)
- リバーブはボーカルよりリリースタイムは短めにしてます(800ms以下)。
- エフェクターが1系統の場合は、ボーカルよりエフェクトボリュームを下げます。
※スローバラードの時はリバーブを深くする時もあります。
- コンプレッサーを使用する場合は、マイク → コンプレッサー → イコライザー の順に信号が流れる接続をお奨めします。
現実的には、音の出し方や会場などいろいろな状況で変わってきますので、自分であわせてみて一番よいと思われるセッティングを一つ覚えておき(基本セッティング)、会場によってイコライザーやエフェクター効果を少しずつ変えていけばよいのではないでしょうか?
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